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エステの美白美容液の選び方

エステサロンの美白トリートメントで使われる業務用美白美容液は、エステティシャンの施術による美白効果を高め、より確かな結果を出すために処方されたプロのための特別な美白化粧品です。

エステサロンやクリニックに通う目的として人気ランキングにも入っている美白という施術(または治療)には、「クスミ」「シミ」「ソバカス」「角質」「日焼け」など複数の悩みやトラブル症状が含まれています。それらの悩みを解決、軽減するために各化粧品メーカーもそれぞれに特徴のある成分を配合した様々な商品を開発製造しています。

今回は、エステサロンにおいて、シミやクスミ、日焼け対策を行う場合に効果的な化粧品をどのように選んだらよいのかをまとめました。

「美白」「ホワイトニング効果」の表現には注意!

美白・ホワイトニングという表現は、美容液だけではなく、化粧品、美容機器、サプリメント、また、エステサロンの広告表現などで使用する場合は、消費者に誤解を与えないよう明確な説明が必要であることを認識しておこましょう。

「美白効果あり」や「シミ消えた」などの表現を医療機関でないサロンが広告やホームページに記載してしまうと法令違反となってしまいます。

「美白」「ホワイトニング効果」等の表現は、医薬品医療機器等法で承認・許可された字句で はありません。明確な説明なくこれらの言葉を用いると、消費者に「黒い肌が白くなる」かのような誤認を与えかねません。

美白美容液の配合成分の特徴

美白美容液に配合される美白成分には、ビタミンC誘導体・アルブチン・プラセンタエキス・ハイドロキノンなどがあり、シミの原因となるメラニン色素を抑制し、紫外線によるダメージや炎症を抑え、お肌のターンオーバーを促す作用があります。

それでは、エステの美白トリートメントで使える美白美容液を選ぶための配合成分とその役割を確認しましょう。

水溶性ビタミンC誘導体

水溶性ビタミンC誘導体とは、個別の美白成分名称ではなく、いくつかの成分をまとめた総称といえます。アスコルビン酸Naや、アスコルビン酸Mgが主な成分です。

日頃から、美容と健康のためにビタミンCを摂取する人も多いのですが、シミ対策やクスミ、シワ、ニキビなど、美白を目的とした商品から、エイジングケア化粧品まで幅広く使用されています。

アルブチン

アルブチンは後述するハイドロキノンと同様の美白効果があるとされていますが、肌への刺激はアルブチンのほうが少ないです。

『アルブチン』は資生堂が開発した、厚生労働省認可の医薬部外品美白有効成分です。コケモモに含まれていることでも知られています。
メラニンをつくる「チロシナーゼ」という酵素の働きを阻害する作用によって、過剰なメラニンの生成を抑制。シミ・ソバカスができるのを防ぐ効果が期待されています。
特許期間が終了したため、現在は多くのメーカーの美白化粧品にも使用されています。

引用元:資生堂

アルブチンは、資生堂の申請によって1989年に医薬部外品美白有効成分として厚生省(現 厚生労働省)に承認された成分です。

ハイドロキノン

ハイドロキノン(またはヒドロキノン)は、植物にも含有する成分で、古くは写真現像用の薬品として使用されていましたが、使用した人の肌が白くなったことから強力な漂白作用があることが発見されました。

日本では2001年の旧薬事法の改正により一般化粧品での使用ができるようになりましたが、ハイドロキノンそのものは酸化しやすく、劣化の程度によりかぶれなどの副作用が生じることもあります。また、濃度の高いハイドロキノンを使用する場合は、夜など、紫外線を受けない時間帯での施術が必要です。

プラセンタエキス

すでに多くの化粧品や食品に使われているプラセンタですが、抽出方法や製造方法により有効成分の品質に大きな差があることはあまり知られていません。たとえば、豚や馬の胎盤をきれいに洗浄し、そこから抽出した原液を殺菌処理する過程で加熱処理した場合はプラセンタの有効成分がほぼ破壊されてしまいます。
また、「高濃度100%プラセンタ」と評判の美容液も、実は、プラセンタ原液100%の原料に他の美容成分等を相当量加えて製造されているという事実もありますので、よい効果を求めるなら製造方法や成分表示をチェックしたいですね。

そして、プラセンタに含まれているアミノ酸やタンパク質によってアレルギー反応がでる場合もあるため、事前のカウンセリングで注意しておきたい点です。

まとめ

エステの美白美容液についてご理解いただけましたか?

エステサロンの美白トリートメントにおいて、より効果を高めるためには古い角質をオフする角質ケア/ピーリングを丁寧におこなった後に、専用の美白化粧品をご使用ください。また、施術後は極力紫外線にあたらないようにアドバイスすることが必要です。

エステのプロにとって、数ある専門化粧品のなかから商材選びをすることは非常に難しいことですが、基本的な成分とその役割を知ることで施術目的にあった商品を探し出せるのではないでしょうか?

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