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エステタオルの選び方と種類

エステサロンや美容室の必需品である業務用タオルには、オイルなどの汚れや幾度の洗濯にも耐えうる「耐久性」が必要なだけでなく、お客様に安心していただける「清潔さ」と心地よい「肌触り」も必要ですね。業務用タオルの選び方から正しい使い方、そしてオススメのフェイスタオル、バスタオル、大判ブランケットをご紹介します

業務用タオル生地の種類

パイル

一般的なタオルの生地で、表面に糸の輪(ループ)が出ています。糸が抜けにくく、耐久性にすぐれています。

シャーリング

一般的なタオルのパイル生地の輪(ループ)の上部をカットしてほぐしてあります。タオル表面が細かく一般的なタオルより肌触りが良いです。

マイヤー織り

素材にナイロン等の化学繊維を数%程度使用することで吸収力はあまり変わらず、綿100%のタオルより丈夫です。

ベロア

ベロア素材は非常に柔らかくベルベットに似た高級感と肌触りの良いビロード生地です。摩耗にも強いためベッドシーツやブランケットなどに適しています。

匁(もんめ)=重さの単位

タオルの重さを表す古い単位が今でも使われています。1匁は3.75gとなり、300匁が1125g、2000匁が7500g。

スレン染め

アルカリ性染料を染み込ませ、酸化させると発色する「藍染め」と同じ原理の染め方で、繰返し使用しても色落ちがしにくいのが特徴です。特殊染料のため価格は高めになります。また、一般的な衣服などを染める反応染めと大きく違い、塩素系漂白剤に強いため業務用タオルに適しています。

施術用途や使用目的に合ったタオル選びのヒント

水分の拭き取りには、パイル生地のタオルがおすすめです。また、美容機器などの拭き取りには、ポリエステル素材のマイクロファイバータオルも人気です。

頻繁に洗ったり、濡らす頻度が高い場合は、薄手でしっかりした生地が適しています。素早く乾燥させて雑菌の繁殖を防ぐことが必要です。

シーツやカバーなど見栄えが必要なときは、ベロアタオル/ガウンやシャーリング加工の生地がおすすめ。

タオルの上手な使い方

タオルを暮らしの中で快適に使うためにはドライユース(乾いた使い方)とウェットユース(濡らして使う)を使い分けることが肝心です。

新しいタオルは最初に洗ってから使いましょう。

新しいタオルは使用する前に必ず洗ってホコリを落としましょう。タオルの製造工程では、細かなホコリが付着してしまいます。最初は細かな粒子が出ますが、色落ちではなく余分な染料が出ており2~3回洗濯すると出なくなりますので、タオルが新しいうちは他の色ものとは分けて洗ってください。

使わないタオルは洗ってから保管しましょう。

タオルを長時間放置することにより生地の折り目が弱くなったり、退色や変色により表と裏の色が違ってくる場合があります。箱詰めタオルなどはそのまま長期間保管せずに洗ってからしまい直しましょう。

タオルのパイル糸のひっかけやほつれには

タオルのパイル糸がひっかけ等で伸びてしまった場合は、糸を根元で切りましょう。また、タオルの耳やヘムがほつれたり、まくれたら、その部分をミシンをかけるなど、それ以上ダメージが進むのを止めましょう。

ふんわり柔らかなタオルをキープするコツ

タオルを洗った後に手で絞ったままや脱水機で脱水したままの状態で干してしまうと、ゴワゴワしたタオルになってしまいます。
干す前には、タオルを二つ折りにして両端を持ち、上下にパタンパタンと5・6回振って綿糸をほぐし空気を含ませます。その後、開いたタオルを四方に引っ張って全体のゆがみを直してから干しましょう。

まとめ

色落ちがしにくく耐久性のある業務用タオル、大判シーツ類でも使用頻度が高ければやはり毛羽立ちやすり切れが出てしまいます。お客様に心地よいおもてなしをするためにも、古くなったタオルは買い換えが必要ですね。サロンの新規開業や美容仕入れ・美容商材通販なら美セラをご利用ください。